ブランドについて
SiiLo（シーロ）は、オーセンティックでミニマムなデザインに小さな機能性を詰め込んだユニセックスブランド。その名前は、フィンランド語で“あなた”を意味する【sina】と“歓び”を表す【ilo】を組み合わせた造語が由来となっています。多くのモノが溢れる現代。そんな日常の中で知らず知らずの内にいつも使っている、自分だけの定番の道具たち。日々の生活の中でちょっとした歓びを感じてもらえるような、使う人の傍らに常に在り続ける実用性に優れたプロダクトを追求するのが、SiiLoのものづくりです。

素材について
素材には、兵庫県たつの市のタンナーで鞣された国産牛革を使用しています。鹿革のように柔らかな質感をイメージしてつくられたソフトレザーで、袋縫い仕立てのポーチにぴったりの素材です。染料吹きのみの素上げレザーなので、革本来のナチュラルな風合いを感じられます。カラーは、定番のブラック・グレージュに近い印象のグレー・落ち着いたトーンのグリーンの3色展開。裏地には、クラボウの抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術クレンゼを施した生地を使用しています。裏地の色は、どのカラーもネイビーになっています。

商品について
SiiLo（シーロ）のWORD WALLET（ワードウォレット）は、その名通り、読む財布。キーケースとコインケースを縫い合わせて、ひとつにまとめたポーチタイプのミニ財布です。同じ大きさのポーチが表裏になっているため、パッと見てわかるように【KEY】と【COIN】のアルファベットを箔押しして、どちらに何が入っているかを「文字を読む」ことで判別できるようにしたのが名前の由来になっています。シンプルなフォントがデザイン的にも目を引くのですが、ブランドロゴよりも用途を前に出す、というアイデアが面白いアイテムです。

表のキーケースは、中のべルト付きキーリングに鍵を取り付けて使います。ベルトは長さが12cmくらいあって、ファスナーを開いたままでも鍵を外に出してドアを開け閉めできます。袋状なので、車のスマートキーなどの大きな鍵でも収まりやすいのがポイント。そもそも、ポーチ型のキーケース自体がめずらしいのですが、鍵がすっぽり入ってジャラジャラと動きにくくなり、衣服のポケットやバッグの内側が鍵で傷まないのもいいところです。

裏のコインケースは、名刺入れよりも一回り大きいサイズ感でカードやお札（三つ折りか四つ折り）が入るため、ミニ財布・コンパクト財布としても使えます。中の側面には、仕切りポケットが付いています。小銭入れはもちろん、小物入れとしても便利です。

二層式のメリットをまとめると、次の通り。カギとお金を別々に収納できるので、整理しやすい。持ち物がひとつにまとまるので、持ち運びやすい。ファスナー開閉で片方ずつ使えるので、もう一方から中身が落ちない。と、いったところ。つくりがシンプルなので、ミニ財布にありがちな「小さくて、逆に使いにくい」ということもありません。また、容量に合わせて、たっぷり収納できるのもポーチの特長。あらかじめ入れる場所が決まっていたり、枚数を限定されることなく、ある程度、使う側の好きにさせてくれるような大らかさが、このお財布の魅力です。