シンプルで着やすいアイテムに定評のあるミラネーゼ御用達ブランド

ファッションに敏感なミラネーゼ御用達のブランド「ASPESI（アスペジ）」。元々はシャツメーカーでしたが、色を取り入れたナイロン製のダウンジャケットが大ヒットし、今ではイタリアを代表するトータルファッションブランドとして世界中で支持されています。アスペジの魅力として一度着ると何度も同じものを購入したくなるほどの着心地のよさが挙げられます。大人が着ても大満足となる素晴らしい着心地とファッション性を兼ね揃えており、たとえばシグネチャーアイテムであるM-65ジャケットでは、ミリタリージャケットなのに武骨になりすぎず、機能性を損なうことなくタウンユースに落とし込んでいます。ベーシックかつ機能的、さらには素材に拘った流行に左右されない定番服、そんな服作りを得意にしています。

稀代の名作！製品染めシェルを採用した上位モデル「65 REPLICA」

アスペジではブランドのシグネチャーアイテムとしてM-65ジャケットが数多くラインナップされています。その中でも“10年愛せる定番服”として長年にわたって支持を集めているのが、今回ご紹介する「65 REPLICA（65レプリカ）」です。MINIFIELD VENTの登場によって惜しまれつつも一時は廃盤になっていましたが、オリジナルのM-65ジャケットの血統を継ぐシルエットが再評価されて復活を遂げました。

65 REPLICAの魅力は、なんと言っても“オンオフ兼用も可能な完璧なバランスのシルエット”でしょう。コンパクトなシルエットのMINIFIELD VENTに比べ、肩、胸、二の腕に“遊び（ゆとり）”があるのでジャケットの上から羽織ってもバランスよく見えます。ジャケットの裾がすっぽり隠れる着丈も見逃せません。スタイリッシュなMINIFIELD VENTもいいですが、より男らしくM-65ジャケットを着たいという方には65 REPLICAがおすすめです。製品染めを施すことで使い込んだような風合いを出したアスペジの代名詞とも言える高級素材“高密度ポリエステルナイロン”が採用されているので、ワンランク上の大人のミリタリースタイルを楽しんで頂けます。

機能美を極限まで高めることで生み出された普遍的デザイン

デザインは、アスペジの十八番「M-65ジャケット（M-65 Field Jacket）」になります。1965年にアメリカ陸軍に正式採用されたM-65ジャケットは、1990年代末期までの40年以上にわたって現用モデルであり続けた“ミリタリージャケットの最高傑作”です。その洗練された機能美から、現在でも多くのブランドが同ジャケットを模範にしています。そんなM-65ジャケットを街着の大定番に押し上げた最大の功労者がアスペジです。数多くのモデルがラインナップされ、ブランドのシグネチャーアイテムとして広く親しまれています。それゆえ完成度は他のブランドの追随を許しません。

画像をご覧になって頂ければ分かるように、4つのフロントポケットはもちろん、フード内蔵のスタンドカラー、エポーレット、ウエストと裾に配されたドローコード、腕の可動域を広げるアクションプリーツなど、M-65ジャケットの機能的なディテールを踏襲しつつも、卓越したデザイン力によって洗練された姿にまとめ上げています。機能美を極限まで高めることで生み出された、これ以上足すものも引くものもない普遍的なデザインこそが、アスペジのM-65ジャケットが支持されている最大の理由です。

耐久性、防風性、撥水性に優れた高級素材「高密度ポリエステルナイロン」

使用されている素材は、ポリエステルとナイロンの二者混素材を原料にしたマイクロファイバーを高密度に打ち込んだ後、製品染め（ガーメントダイ）を施すことで長年着込んだような味のある風合いを出したアスペジの代名詞である高級素材“高密度ポリエステルナイロン”です。ファンの間では“アスペジクロス”とも呼ばれているこの素材は、MONCLERやTEN-Cでも採用している日本の先端ファブリックメーカーが手掛けています。シームパッカリングとナチュラルなシワ感のある味のある見た目に反し、びっくりするくらいキメが細かく滑らかなタッチになります。耐久性が高く、長く愛用できることもポイントです。上位モデルのみに採用されている高級素材だけあって、とにかく質感が素晴らしいです。味のある風合いと高級感が一体となったこの質感は他のブランドでは真似できないと思います。

WATER REPELLENT（撥水加工）が施されているので悪天候にも対応します。雨の日でも安心して着用できますし、万が一汚れてもタオルでサッと拭けばキレイになるので日常の手入れはほとんど必要ありません。